9月21日は、高齢者施設にとっては一大イベントでもある敬老の日です。
例年ご家族も参加され一緒にお祝いをしていましたが、今年は新型コロナウイルスの感染予防で面会制限中。
ユニットに分かれて、入居者の皆さんと職員でお祝いをすることになりました。
いつもと違う敬老の日なので、お祝いであることがわかりやすいように、「ザ・祝膳」ともいえる定番メニューにしました。
<献立>
赤飯
天ぷら、鯛のお吸い物、小鉢、茶碗蒸し、和菓子です。
天ぷらは、天つゆにとろみをつけて食べやすく。
茶碗蒸しは豆乳を使ってなめらかに。あんをかけて、上品な一品になりました。
鯛は片栗粉をまぶすことで、パサつかずしっとりと仕上がります。
デザートは、山芋とじゃがいもを紅白の茶巾しぼりにした和菓子です。
山芋とじゃがいもだけでは食べ難かったので、上新粉を加えまとまりやすくしました。
紅の茶巾しぼりは、梅肉を使いさっぱりと仕上げています。難を転ずる南天の葉にのせて。
ご家族へは写真や動画をお届けする予定です。
定番メニューもちょっとした工夫をすることで、今までと変わりなく食べることができます。
桜の丘では今年100歳を迎える方が4名いらっしゃいます。
100歳になっても、これまでと同じように食べていただける食事を作っていきたいと思います。